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スープが美味しい! イタリアン 靭公園「L’API(ラピ)」 店員さんも美人だよ~ [グルメ]

昨年から気になっていた、話題のイタリアン、靭公園「L’API(ラピ)」に行ってきました。

本町方面から行くと、靭公園を分断していいるなにわ筋の”京町堀1西”の信号をわたり、福島方面へ歩いてスグの路地を入ったところに位置します。

清潔感ある、ウッドベースのシックな店内に入ると、美人の店員さんがお出迎え。
ナンパしようなどと、不埒な考えを起こしてはいけません。この方はシェフの奥様ですから。
冗談はさておき、早速料理の紹介に移ります。

ランチはスープと、パスタ(3種からチョイス)、パン、デザートまたはコーヒーのセットメニューで、1000円(税込)のお得なプライス。プラス150円でデザートとコーヒーを両方味わうこともできます。




この日のスープは、セロリ、ビーンズ、ニンジン、たまねぎ等野菜たっぷりのミネストローネ。
色はさほど濃くありませんが、味は濃厚です。



一緒に出てきたパンも、岩塩が軽くまぶされており、スープによくあいます。
(おそらく、ブラジェリータケウチのパンでしょう)



続いてはパスタ。私は蛸とセロリのトマトソースをオーダー。
妻はルッコラとトマトのピリ辛ソースをチョイス。
それ以外に、生ハムと春菊のクリームソース(手打ちパスタ)があったのですが、既に手打ちパスタは完売!! ガ~んっ・・・
平日の12時半でこの状況ですから手打ちパスタはかなり人気のようです。
次はオープンの11時30分に入らなければっ!!


蛸とセロリのトマトソース
蛸は歯ごたえしっかり、アッサリめのトマトソース、セロリの組み合わせが絶妙。
セロリのクセもあまり感じません。



ルッコラとトマトのピリ辛ソース
こちらのトマトソースはやや濃い目の味付けですが、辛さも程よく、食べやすい味付け。



デザートはチーズケーキ。もちろん、プラス150円でコーヒーもつけました。
この日も盛況だったようで、チーズケーキもほぼ品切れ状態。
少し小さめになったため、おまけとして「ミルクのジェラート」をつけてくださいました。
太っつぱら~
チーズケーキはとっても美味しく、ミルクのジェラートも食べたことのないような、懐かしいような不思議な味でした。練乳風味だったような気がしますが、甘さは控えめでした。




コーヒーについていた小菓子にも演出が施されていました。
よくある小菓子なのですが、口に含むといい香りが広がります。
知っているはずの風味なのですが、何だかわかりませんでした。
気になって、そのまま帰ると夜も眠れなくなりそうなので、会計の際に、勇気を振り絞って、美人の奥様に尋ねてみました。
シェフも近寄ってきて、「杏仁の香りのリキュールを含ませています」と快く教えてくれました。
おまけに、そのリキュールの香りも嗅がせていただきました。
(あとでググッたところ、アマレットというリキュールのようです)

カウンター席もあり、ひとりりでも気軽にランチを楽しめます。OLさんだけでなくビジネスマンのお一人様の姿もありました。

しっかりもののシェフと、美人でおっとりした奥様が切り盛りする、とってもアットホームな感じのお店で、リピーターの方も多いようです。

L’API(ラピ)
大阪市西区京町堀2-3-4 サンヤマト 2F
TEL 06-6447-7884 


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できたての美味しいおはぎ! 夢二も通った、京都・二寧坂 「かさぎ屋」 [グルメ]

「イル・ギオットーネ」の後は、清水寺、高台寺近辺をブラブラ。
雑貨屋さんやお土産屋さんを冷やかしていると、小腹がすいてきました。
途中で発見した、甘味所 「かさぎ屋」へ。
”ぜんざい"と”おはぎ”を頂きました。
”ぜんざい”は甘さ控えめ、ほどよいボリューム。
”おはぎ”はつぶあん、こしあん、白あんの3種セット。ボリュームありますが、控えめな甘さとできたての柔らかさのため、3つぺロリと平らげちゃいました。


このお店は創業が大正3年とのことで、入り口から店内までイイ味を出しています。
なんでも竹久夢二もここによく通っていたということです。
坂沿いにあるためか、木のテーブルは傾いています。
この傾きがなんとも言えず、気に入っちゃいました。

常連さんらしき細身の女性がひとりで訪れ、”お薄(おはぎ2個セット)”を平らげ、あっという間に去っていきました。粋ですねえ。

「お土産に欲しい」と思い、聞いてみたところ”持ち帰りはなし”とのことでした。
お取り寄せのできないこの味は、京都観光のついでにお試しください。


かさぎ屋
〒605-0826 京都市東山区高台寺桝屋町349
TEL/FAX 075-561-9562
11:00~18:00
定休日:火曜日


竹久夢二


夢二デザイン


イルギオットーネに「茶の湯の心」を見た!? [グルメ]

先日、予約が取れないという評判のイタリアン、『イルギオットーネ』本店(京都)に行ってきました。
うまい具合に、休みの日にランチの予約が取れました。

結論からいいます。
素材の味を活かしたシンプルな料理で、前菜からデザートまでの構成が素晴らしく、また行きたいと思えるレストランです。
「茶の湯の心」とまで言うと大げさかもしれませんが、「おもてなしの心」が伝わってくるお店です。

前菜からメインまで、”これでもかっ”と豪華な素材と、濃厚な味付けの料理を出してくるレストランもあります。それでもゴージャス感があり、美味しいのですが、なかなか心に残りません。
例えるならば、一時期流行ったジェットコースタードラマのように、「豪華キャストで早い展開、どれが本筋で、誰が主役かわかりにくい」といったところです。

これと比べて、『イルギオットーネ』は前菜から薄味で徐々に盛り上げていき、メインでやや濃い目の味で締めくくるという、とてもわかりやすい構成になっています。いわば主役は一人、しっかりしたストーリー展開の古き良き時代の名作映画といったところでしょうか。


★1品目:ホタテ貝を浮かべたサツマイモのズッペッタ

サツマイモとホタテという組み合わせにビックリさせられます。





★2品目:ひらまさと大根、たっぷりの京野菜のサラダ仕立てボッタルガ風味

本来は、ブリの予定だったそうですが、ひらまさに変更になっています。
薄くカットした大根の帽子が乗っかったイメージでしょうか。
ゴージャスにもカラスミのパウダーが周囲に散りばめられています。






★3品目:生うにをのせたカリフラワーのパンナコッタ、数種のカリフラワー添え

カリフラワーでパンナコッタを作るというアイデアが面白いです。
パンナコッタ、生うに、カリフラワー、2種の食材で3種の味と食感を楽しめます。





★4品目:サフランを打ち込んだタリアテッレ、カニと九条ねぎのソースで

サフランライスは食べたことはありますが、サフランパスタは初体験。
あっさり目のトマトソースです。




★5品目:フォアグラを包んだうずらのファゴッティーノ、キノコのリゾットと温泉卵添え

いよいよメインです。
イタリアン親子どんぶりというアイデアでしょうか?
温泉卵をイタリアンとコラボさせるなんて、普通じゃあありません。
ウズラ+フォアグラの濃厚な味付けと、キノコのリゾットのハーモニーだけで何とも言えない味です。
そこへさらに温泉卵を絡めた日には、とんでもないことになります!!
うーん、まさにイタリア式親子どんぶり。トリュフも付いてます。
メニューだけを見れば、こってりしてそうに思えますが、あっさりしていて、おかわりしたいくらいでした。いい意味で、期待を裏切ってくれます。
ウズラ+フォアグラ、リゾット、温泉卵、トリュフを個々に、あるいはミックスさせてと、一皿でいろんな味が楽しめます。





★6品目:ドルチェ(ティラミス)

料理の余韻を損なわせないボリュームと甘さ控えめなスイーツです。アカシアのジェラート添え。
スイーツ好きには、少し物足りないか?






妻がチョイスしたデザート名は忘れてしまいましたが、「レアチーズケーキ」にベリーソースが添えられたものです。

これも甘酸っぱく、さっぱりするデザートです。

最初にメニューを見たときは、正直、5品+デザートを完食できるか不安でしたが、グラスワイン3杯とで腹八分目という丁度いい量でした。(私は大食いではありません)
あっさりした味付けですし、年輩の方でも気軽にイタリアンを楽しめる店だと思います。
しかしながら、「ガッツリ」、「コッテリ」食べたい方には少し物足りないと思います。

料理以外にも、お皿やスプーン、ナイフ、フォークなどでもこだわりが感じられます。
面白い形のスプーンも出てきます。どこで登場するかは、行った方だけへのお楽しみ。

予約は困難だそうですが、ぜひ一度お試しください。
http://www.ilghiottone.com/home.html

イタリア料理の展開力―イル ギオットーネの傑作レシピ

イタリア料理の展開力―イル ギオットーネの傑作レシピ

  • 作者: 笹島 保弘
  • 出版社/メーカー: 柴田書店
  • 発売日: 2006/05
  • メディア: 単行本


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ルイヴィトンもカンバン方式導入! 品質低下の心配は? [ブランド]

ウォールストリートジャーナルの取材によれば、2005年11月よりルイ・ヴィトンがトヨタ発の「カンバン方式」(※)を導入したという。
それまでは新作やグラフィティライン等の1シーズン限定商品が即完売し、膨大な量のウェイティングリストを抱える状態が続いていた。
昨年発売された、モノグラム・デニムラインは爆発的にヒットし、あっという間に売り切れ。せっかく来たお客を手ぶらで帰すしかなかった。

売りたくても在庫がない。「品薄により購買意欲が高まる」という方針から、「顧客の要求は商品がいつも店頭に並んでいること」へ転換を目指した。
2005年にコンサルタント会社に依頼し、生産工程の見直しを図った。

これまでは、例えば「リード」というトートバックを1個製造するのに、20~30人の職人が専門の工程を分担し、約8日間かかっていた。
この方式だと、各職人の専門技能は熟練するが、どうして待機時間という”ムダ”が発生する。
コンサルタントはそこを指摘し、生産方式の見直しを行った。
現在は6~12人の職人でチームを組み、「リード」1個を1日で仕上げるようになった。
生産速度は8倍、人員効率は約2.5倍。単純計算でも生産性が20倍に上がったことになる。

ルイ・ヴィトンでは、この新しい生産方式を「ぺガス」と呼んでいる。
神話に登場する”ペガサス”と同社のキャスターバッグ”ぺガス”にちなんで命名したという。
この「ぺガス」の導入により、職人ごとの専門性が低くなったことと引き換えに、色んな種類のバッグを数多く生産できるようになった。
ビジネスとしては成功し、同社は50億ドル近い年商を上げ、さらに毎年10%の売上げ増を目指している。

しかし、この方式に全く問題がないわけではない。
これまでルイ・ヴィトンでは、熟練した職人が、昔ながらの伝統的な方法で製造しているというイメージを作り上げており、”高価だが丈夫で長持ち、修理して長く使える”と評価されてきた。
それが同社のセールスポイント、人気のカギであったように思う。
ここにきて、現代的な生産方式に方向転換。
果たして品質は維持できるのだろうか?

職業上、毎日のようにブランド品を見ているが、ルイ・ヴィトンに限らず、ここ最近品質の低下が気になっていた。
正規品でありながら、「縫製が少し雑だな」、「仕上げが雑だな」と感じることが増えた。
同業者の中にも、同じ指摘をする人がいる。
少なくとも4~5年前にはそんなことはなかった。

旧知の時計職人さんも似たようなことを言っていた。
「高級時計も昔に比べると、故障が多くなった。コストダウンしているせいかなあ。ひどいものは欠陥品じゃないかと思えるものさえある。」

このままいくと、ブランド品も「大量生産、大量消費」で消費者にソッポを向かれるかもしれない。
最近では、コピー商品の精度が上がってきていると言われているが、実は、逆にブランド品の質が低下しているのではないだろうか?
簡単にマネされるほどに・・・

ブランド品を扱うものとしては、心配でならない。

※「カンバン方式」とは
カンバン方式とは、トヨタ自動車が発案して実施している、
1.作り過ぎのムダ
2.手待ちのムダ
3.運搬のムダ
4.加工のムダ
5.在庫のムダ
6.動作のムダ
7.不良をつくるムダ
上記「7つのムダ」を排除し、「必要なものを必要なだけタイムリーに作る」という生産管理方式のこと。
その究極の形は完全受注生産である。カンバンとは部品納入時間、数量を明記した作業指示書で、各部品の箱についている。近年では、トヨタグループ以外の部品会社や異業種の会社でも導入されるケースが多い。「カンバン方式」はアメリカでも通じる言葉になっているほど国際的にもよく知られている。


ブランド帝国LVMHを創った男 ベルナール・アルノー、語る


私的ブランド論―ルイ・ヴィトンと出会って


どうして売れる ルイ・ヴィトン


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お茶会ふたたび④ ブームは儚い(はかない)  [お出かけ]

この野点の後、名残惜しく大阪城を後にします。
そうそう、昨年は売店で”ヨン様グッズ”が売られていましたが、今年は”ヨン様”のヨの字も
ありません。
ブームはあっという間に過ぎ去ります。人の心は移ろいやすいといいますが・・・
やはり、女心と秋の空は変わりやすいものなのでしょうか?
知人に阪神タイガースとSMAPの中居くんに一途な方がいます。
彼女が特別なのでしょうか・・・?


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