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イルギオットーネに「茶の湯の心」を見た!? [グルメ]

先日、予約が取れないという評判のイタリアン、『イルギオットーネ』本店(京都)に行ってきました。
うまい具合に、休みの日にランチの予約が取れました。

結論からいいます。
素材の味を活かしたシンプルな料理で、前菜からデザートまでの構成が素晴らしく、また行きたいと思えるレストランです。
「茶の湯の心」とまで言うと大げさかもしれませんが、「おもてなしの心」が伝わってくるお店です。

前菜からメインまで、”これでもかっ”と豪華な素材と、濃厚な味付けの料理を出してくるレストランもあります。それでもゴージャス感があり、美味しいのですが、なかなか心に残りません。
例えるならば、一時期流行ったジェットコースタードラマのように、「豪華キャストで早い展開、どれが本筋で、誰が主役かわかりにくい」といったところです。

これと比べて、『イルギオットーネ』は前菜から薄味で徐々に盛り上げていき、メインでやや濃い目の味で締めくくるという、とてもわかりやすい構成になっています。いわば主役は一人、しっかりしたストーリー展開の古き良き時代の名作映画といったところでしょうか。


★1品目:ホタテ貝を浮かべたサツマイモのズッペッタ

サツマイモとホタテという組み合わせにビックリさせられます。





★2品目:ひらまさと大根、たっぷりの京野菜のサラダ仕立てボッタルガ風味

本来は、ブリの予定だったそうですが、ひらまさに変更になっています。
薄くカットした大根の帽子が乗っかったイメージでしょうか。
ゴージャスにもカラスミのパウダーが周囲に散りばめられています。






★3品目:生うにをのせたカリフラワーのパンナコッタ、数種のカリフラワー添え

カリフラワーでパンナコッタを作るというアイデアが面白いです。
パンナコッタ、生うに、カリフラワー、2種の食材で3種の味と食感を楽しめます。





★4品目:サフランを打ち込んだタリアテッレ、カニと九条ねぎのソースで

サフランライスは食べたことはありますが、サフランパスタは初体験。
あっさり目のトマトソースです。




★5品目:フォアグラを包んだうずらのファゴッティーノ、キノコのリゾットと温泉卵添え

いよいよメインです。
イタリアン親子どんぶりというアイデアでしょうか?
温泉卵をイタリアンとコラボさせるなんて、普通じゃあありません。
ウズラ+フォアグラの濃厚な味付けと、キノコのリゾットのハーモニーだけで何とも言えない味です。
そこへさらに温泉卵を絡めた日には、とんでもないことになります!!
うーん、まさにイタリア式親子どんぶり。トリュフも付いてます。
メニューだけを見れば、こってりしてそうに思えますが、あっさりしていて、おかわりしたいくらいでした。いい意味で、期待を裏切ってくれます。
ウズラ+フォアグラ、リゾット、温泉卵、トリュフを個々に、あるいはミックスさせてと、一皿でいろんな味が楽しめます。





★6品目:ドルチェ(ティラミス)

料理の余韻を損なわせないボリュームと甘さ控えめなスイーツです。アカシアのジェラート添え。
スイーツ好きには、少し物足りないか?






妻がチョイスしたデザート名は忘れてしまいましたが、「レアチーズケーキ」にベリーソースが添えられたものです。

これも甘酸っぱく、さっぱりするデザートです。

最初にメニューを見たときは、正直、5品+デザートを完食できるか不安でしたが、グラスワイン3杯とで腹八分目という丁度いい量でした。(私は大食いではありません)
あっさりした味付けですし、年輩の方でも気軽にイタリアンを楽しめる店だと思います。
しかしながら、「ガッツリ」、「コッテリ」食べたい方には少し物足りないと思います。

料理以外にも、お皿やスプーン、ナイフ、フォークなどでもこだわりが感じられます。
面白い形のスプーンも出てきます。どこで登場するかは、行った方だけへのお楽しみ。

予約は困難だそうですが、ぜひ一度お試しください。
http://www.ilghiottone.com/home.html

イタリア料理の展開力―イル ギオットーネの傑作レシピ

イタリア料理の展開力―イル ギオットーネの傑作レシピ

  • 作者: 笹島 保弘
  • 出版社/メーカー: 柴田書店
  • 発売日: 2006/05
  • メディア: 単行本


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エス・コヤマのカフェ、 エス・リビング・ハナレ おススメ「和風モンブラン」 [グルメ]

エス・コヤマで「コヤマロール」と「バームクーヘン」を買った後は、隣接のカフェへ。
その名も「エス・リビング・ハナレ」。
おそらく日本語の「離れ」に由来するのでしょう。

ここではショップで販売しているのとは違う、オリジナルのスイーツを味わうことができます。
ショップ同様、ここも人気で順番待ちをして入店。
既にケーキはティラミスしか残っていませんでした。

ケーキ以外にもアイスクリームや創作スイーツ、ショコラなどがあります。
和風モンブランと、アイスクリームをオーダー。

和風モンブランは、わらび餅の上にスポンジ生地、アイスクリームがマウントされています。
自分で栗と黒蜜、生クリームを上からかけて出来上がり。
器もポールスミス風で可愛らしいものを使用。
底にあるわらび餅の食感が心地よく、アイスや黒蜜、スポンジと見事なハーモニーを奏でます。

ケーキが売り切れたことを知るや、キャンセルして席を立つお客さんが数組いましたが、教えて
あげたかった。
「この和風モンブラン、メッチャうまいでっ! 騙されたと思って食べてみなはれ!」と。
これから行く方、是非食べてみてください。

アイスクリームは選べる2種盛りで、マロンとショコラをチョイス。
底にはコーンを砕いたものが入っているので、アイスにつけていただきます。
ショコラは若干甘めですが、マロンは甘さ控えめです。オイシイですよ。

カフェもショップも来店していたお客さんはオシャレで高価なものを身に着けていた方が多かった
ですね。さすが神戸。

Patissier’s caf〓―コヤマススムパティシエが作るカフェレシピ

Patissier’s caf〓―コヤマススムパティシエが作るカフェレシピ

  • 作者: 小山 進
  • 出版社/メーカー: 旭屋出版
  • 発売日: 2005/11
  • メディア: 大型本


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パティスリー・エス・コヤマで話題のコヤマロールを購入! [グルメ]

丹波で癒された後、帰路途中にあるコヤマロールで有名な「パティスリー・エス・コヤマ」に立ち寄り
ました。
舞鶴自動車道を三田西ICで降りて10分足らずの閑静な住宅街に位置します。

到着したのは15時半ごろでしたが、平日にもかかわらず、店外まで行列ができています。
店内にはパンやジャム、パイ、ケーキ、バームクーヘンやクッキーなどの焼き菓子が並んでます。
私達の順番の直前に「コヤマロールはあと七本で売り切れです!」のアナウンスが。
平日でも15時前には売り切れているそうなので、この時間で買えるのはラッキーです。
迷わずコヤマロールを購入。知人からウワサを聞いていたバームクーヘンも同時購入。

帰宅してからコヤマロールをいただきました。
カステラのようなソフトな食感と、プリンのような風味がたまりません。
欲張りに大き目にカットしても、優に5人分はあるボリューム感。
これで1260円(税込)ですから、スイーツ好きにはたまりません。
さすが「TVチャンピオン」のグランドチャンピオンです。
一度おためしあれ。
http://www.es-koyama.com/

ちなみに、ショップの裏にはガーデンとベンチがあります。
ガーデンでは子供たちが楽しそうはしゃいでいます。
ベンチに腰かけ、買ったばかりのスイーツを頬張る姿も。
のどかな風景です。


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東生駒の穴場 「CAFE GATE」 [グルメ]

今回ご紹介するのは、東生駒にある隠れ家的なお店、「CAFE GATE]。
東生駒駅から帝塚山大学に向かうバス通りを散歩すること約10分。
交差点の陸橋を越えた脇に店を構えています。
女性受けするパスタ、グラタンなどのフードやスイーツを味わうことができます。
また、ドリンクメニューが40種類以上あり、珍しいものも多いのでおススメ。
メニューを見ていても迷うので、何回でも行きたくなります。

この日私がチョイスしたのは「里芋とオクラのトマトソースパスタ」。
どう見ても和風食材のオクラと里芋が、本当にパスタに合うのか?
半信半疑でトライしてみます。
意外なことに、ビックリするぐらいトマトソースとマッチし美味です。
ヘルシーですし、言うことはありません。
妻がチョイスした「とろけるモッツァレラチーズのカルボナーラ」も濃厚でGOOD!
カルボナーラは薄味すぎたり、水っぽかったりすることが多く、当たり外れが多い冒険メニューです
が、ここのはアタリです。

選んだドリンク&デザートは「黒糖チャイ」と「スコーン」。(スコーンはぐるなびクーポンを使いました。)
黒糖チャイは、チャイに黒糖と黒蜜を加えたもので、これまた一見ミスマッチ風ですが、非常に
美味しいんです。完全にハマリました。

妻がオーダーしたのは「柚子レモンスカッシュ」と「フォンダンオレンジケーキ  バニラアイス添え」。
どちらも美味しく頂きました。

お昼時は近所のマダム達で混雑しているそうなので、少し時間をずらして行くと、ゆっくりできます。

CAFE GATE
〒630-0213 奈良県生駒市東生駒2-207-1 第2ローレルコート1F
TEL:0743-75-4488
営業時間:10:00~19:00(L.O.18:45)
定休日:木・第3金曜日



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松竹堂 フルーツ餅 [グルメ]

先日、大阪高島屋で「松竹堂 フルーツ餅」を偶然発見しました。
このフルーツ餅、テレビ等でも紹介されており、以前から食べたいと願っていました。
買ったのは閉店間際、20時前。
店員さんの「いつもなら、この時間まで残っていることはない」との一言に負け、即衝動買い!

6個1セットでの販売です。
種類は10種以上あるそうですが、今回のパックには桃×2、メロン、マスカット、パイナップル、ぶどうの5種がセットされていました。


私はまず桃を食しました。(結局桃は私が2つとも戴きました。)


妻はメロンを。

当初は、いちご大福をイメージしていましたが、小ぶりで、甘さ控えめ。フルーツの味を引き出すようなニクイ演出で、いくつでも食べられそうです。

スイーツ好きの方は一度お試しあれっ!

松竹堂へ直接お越しの方は下記URLをご参照ください。
http://www.citydo.com/prf/osaka/guide/sg/340000691.html


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こりゃあ美味い! 横田福栄堂  吉野葛 くず餅 [グルメ]

今回紹介するのは、奈良にある、「横田福栄堂」 の吉野葛 くず餅。
お土産で頂いたものです。

朝の人気番組、”はなまるマーケット” にて秋元康氏がおめざで紹介したそうです。
甘さ控えめ、歯ごたえしっかり。いくらでも食べられます。
これまでのくず餅のイメージとは全く違う味と食感でした。
一箱(350g)があっという間になくなりました。
日持ちがするので、手土産、プレゼントに重宝しますね。
小豆バージョンもあるそうですよ。


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夢見心地のランチ 亀岡・チンギアーレ [グルメ]


京都の奥座敷、亀岡にある話題のイタリアン「チンギアーレ」にいってきました。
東大阪から外環を使い、茨木を通って山道を登り、車で2時間の道のりでした。

亀岡市街に突然現れた、異次元空間。
650坪の庭園に囲まれた煉瓦造りの洋館と書院造りの和館に感嘆させられます。
ここからちょっと移動すればスーパー等商店街があるのですが、この空間に入ると明治時代に
タイムスリップしたかのような錯覚に陥ります。


庭園を抜け、和館から洋館へと進むと目指すレストラン「チンギアーレ」にたどりつきます。
今回は、事前リサーチで評判が良かった、国の登録有形文化財に指定されている洋館の2Fでの
食事です。

それでは、当日の料理をご紹介します。


【パン】
出されたパンです。


【アミューズ】 赤ピーマンのフリット。
赤ピーマンをすり潰して、ジェラート状にしたものです。
赤ピーマンの自然な甘さが美味で、これまで体験したことがない風味でした。


【前菜】 鱧と冬瓜の冷製 キャビア添え 
鱧、冬瓜の冷製に、贅沢にもキャビアが添えられていました。じゅん菜とトマトもトッピング。
季節感を感じさせてくれる鱧の味を最大限に引き立てる、涼しげな一品です。


【パスタ】 イベリコ豚のフィットチーネ
フィットチーネとイベリコ豚、いんげんを絡めた一品です。
イベリコ豚は初体験でしたが、柔らかくて美味しいですね。


【メイン(魚)】 真鯛のソテー、アスパラ、手長エビ添え
本日の魚料理は真鯛のソテー。普通より大きめのアスパラと、好物のエビが添えられていました。
鯛のソテーはどこでも出てくる料理なのですが、この料理で「チンギアーレ」の凄さを思いしらされ
ました。
だいたい、鯛のソテーを食べると焼きすぎてパサパサする部分があったりするものなのですが、
ここのソテーは身が柔らかく、とっても美味しかったです。もっと食べたいと感じました。
もちろん、皮は香ばしく仕上がっています。
エビやアスパラもメインになるほど新鮮で美味しいのですが、自己主張することなく、見事に
真鯛を引き立てていました。


【メイン(肉)】 鴨ステーキ フォアグラ添え
妻がオーダーしたのは肉料理、鴨のステーキ。
贅沢にもフォアグラが添えてあります。つけ合わせはナスとエリンギ。
鴨も当たり外れが多い食材なのですが、ここのはアタリです。
歯ごたえしっかりながらも、柔らかくジューシーです。
鴨肉は店によっては臭みがあって食べにくい場合もありますが、ここの鴨は全くクセも臭みも
ありませんでした。


【デザート】  ココナッツミルクとヨーグルトのムース
ココナッツミルクとヨーグルト風の二層になったムースに、フルーツが添えられたデザートです。
甘さ控えめ、歯ごたえしっかり。後味もさっぱりでした。


コーヒー
可愛いガラスのカップでサーブされます。
ハーブティーや紅茶もチョイス可能です。

料理全体を通して感じられたのは、技巧に走りすぎることなく、素材を最大限に生かしているという
こと。腕に自信がなければできないことでしょう。
お皿も可愛いものばかり。
洋館の内装、調度品も素晴らしい。
ここでクラッシックをBGMに食事をしていると、まるで自分が貴族になったかのように思えます。

コース料金+税・サービス料で5,750円。
大阪市内で5000円出してもこの満足感はなかなか得られません。
2時間かけてきた甲斐がありました。
美味しいものを求めて、ここまで来た自分を誉め、期待以上に満足させてくださったシェフ&スタッフに感激です。
ひと時の夢を見たい方は、ぜひ、一度お試しください。

http://www.rakurakuso.com/


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竹路庵 黒みつ団子 [グルメ]


今回、紹介するスイーツは、涼しげな和菓子です。
京都・嵯峨野 「竹路庵」 の黒みつ団子と抹茶団子

大丸梅田店、地下一階のエスカレーターそばでこの店を発見。
周りに和菓子屋さんが多数あるなか、ここだけが若い女性を中心に人だかりができていました。
近寄ってみると、涼しげな餡かけ団子が並んでいます。
MBS「ちちんぷい」でも紹介されたそうで、のぼりが立てられていました。

誘惑に負け、「黒みつ団子」と「抹茶団子」を衝動買い。
こういった団子は時間が経つと硬くなり、餡やみつは甘ったるい場合が多いのですが、ここのは
違います。
時間が経っても団子は柔らかく、黒みつは甘さ控えめで、抹茶餡は少し濃い目と大人の味。
胃もたれすることなく、いくらでも食べられます。
一パック5個入りなのですが、ペロリと平らげられます。

値段は忘れちゃいましたが、250円前後と、270円前後でした。

HPを見ますと、わらびもちが人気だそうです。
わらびもち好きなので、とっても気になります。
近々、京都へ行かねばっ!!
http://www.kyoto-arashiyama.com/koten/2003_09chikujian.html


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ひょうたん山の菓子職人  [グルメ]

今日、妻のお稽古仲間(茶道)の女子学生さんから手作りの和菓子をいただきました。
いやあ、美しく出来上がってますねえ~。



渡り鳥


ほら、中もこんなにキレイです。

とっても美味しくいただきました。

彼女はお菓子作りが好きで、将来はパティシエを目指すとか。
がんばれ~っ!!
夢かなったときには、必ず買いに行きますよ。

宝石ネタなど、まじめ路線に変更したばかりなのに、やっぱりグルメネタにもどっちゃいました・・・


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恋焦がれた抹茶ティラミス、でも・・・・  [グルメ]

前回の京都観光で食べ損ねた「キルフェボン」の”抹茶ティラミス”。
今回の京都訪問でついに、待望のご対面です。

濃厚な抹茶の香りと、ほのかな苦味が口の中で拡がります。
相方は”小豆と金柑のタルト”をオーダーし、この日は『和』で攻めてみました。
こちらも甘さ控えめ、上品な味で美味でした。

抹茶ティラミスもおいしかったのですが、何か物足りなさが残りました。
恋焦がれていた相手と、初めてデートしたものの、思い描いていたイメージと違って
「アレレ?」と、しっくりいかず、家路につく・・・
みたいな感じでしょうか?
満足はしているのですが、不思議と物足りなさが残っています。

期待が大き過ぎたんですかね。前回食べていれば、また違った感想だったと思います。
このビミョーな感じ、わかっていただけますかね??


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