季節を感じさせる心地よさ 室町 和久傳

昨年9月の和久傳デビューから約8ヶ月。今度は室町にある和久傳へ行ってきました。
前回も書いたように、ここは本当に素材の味を引き出すために工夫を凝らした剛速球料理です。
http://blog.so-net.ne.jp/gogo78-shop/2005-09-28

京都伊勢丹店は11Fから、京都の町並みを見ながら食事ができました。
今回お邪魔した室町和久傳はオフィス街から一本入った閑静な場所にあります。
店内には庭があり、静寂の中、非日常的な空間を心憎く演出してくれます。
大人の隠れ家的な雰囲気です。

またもランチ利用ですが、ワンランク上のコースをオーダーしました。
出てきたメニューを紹介させていただきます。
あの雰囲気の中で携帯デジカメ音を響かせるのは興ざめするので、画像なしでご勘弁ください。

・雲丹と海苔のゼリー
　雲丹の造りにゼリー状にした海苔が添えられています。
　海苔のゼリーは岩海苔に近い感じです。

・鳥貝と？？？（野菜）のゴマ和え
　鳥貝と野菜をゴマ味噌であえています。
　野菜の名前は忘れましたが、ラッキョウみたいな食感です。

・桜鯛のお造り
　新鮮なお造りをそのままいただきます。

・若竹とわかめ　鯛スープ炊き
　いわゆる。若竹煮です。
　目の前で、料理人さんが朝堀りたけのことわかめを鯛のスープで炊き上げてくれます。
　家庭で作る若竹煮は醤油など調味料を入れますが、和久傳では鯛とこんぶ等のシンプルな
　スープを使っています。
　これがまた、シンプルなのですが、とっても深い味わいで美味です。　

・鯛の白子のフライ　山椒ソース
　鯛の白子をフライにして、山椒のソースでいただきます。
　
・牛肉とせり、なずな、ういきょう、みょうが
　上質の牛肉と野菜を出汁で炊いたものです。
　タレなどをつけず、そのままいただきます。

・鯛味噌茶漬け
　鯛の身を赤味噌、昆布だし、酒で煮ぶくめた鯛味噌でごはんをいただきます。
　一杯目はこれをおかずに、二杯目はお茶漬けでいただきます。
　コースの最後にこれを食べると、また来たくなります。
　和久傳の最終兵器ですね。
　鯛味噌茶漬けは「おもたせ」として買って帰ることができます。
　フジテレビ系で放映中の、とんねるずのみなさんのおかげです　「新・食わず嫌い選手権」
　の”おみや”で紹介されたのこと。翌日には行列ができたそうです。

・お菓子
　紫野和久傳で作られている「西湖」と同じ手法で、室町和久傳にて作ったお菓子が出てきます。
　食感は「西湖」とそっくりですが、色が若干明るめで、甘さが少し強めです。
　「西湖」は隣接の堺町店で、「おもたせ」として販売しているのですが、食事どころでは室町和久傳
　で作ったお菓子を出すというこだわりをみせてくれました。

この日はあいにくの雨でしたが、季節を感じさせてくれる料理はとても心地よいものです。
また違う季節に行きたいと思います。

http://www.wakuden.jp/

タルトのお店 キルフェボン 京都店 一見さんだとわかりませんなあ～

桜を堪能したあとは、タルトが有名な「キルフェボン」京都店に向かいます。

三条大橋を高瀬川方面に向かい、木屋町通を曲がってすぐ、恵比寿橋の角に白い可愛らしい
お店があります。
看板もありませんし、外観には店名すら書いてありませんので、知らないと「キルフェボン」で
あることはわかりません。
初めての店を探すのも楽しみのうち。ですので、あえて外観写真は掲載しません。
みなさんもキルフェボンを楽しんでみてください。

http://www.quil-fait-bon.com/

行列のできる有名店 天周 のミックス天丼

花見の前の腹ごしらえ。
京都・祇園にある「関東風天冨良　天周」へ。
平日で13時を過ぎていましたが、15人以上の行列ができていました。
知人からの紹介で行ってみたのですが、予想外の繁盛振りに期待も膨らみます。
名物は穴子が３匹乗っかった、「穴子天丼」（1000円）だそうです。
野菜と小エビの「かきあげ丼」（1550円）は既に品切れでした。
エビ好きの私は、大エビ1尾と穴子2本が乗った、「ミックス天丼」（1650円）を注文しました。
ゴマ油ベースで揚げているそうですが、ゴマ油特有のクセはあまり感じられないので、
ゴマ油が苦手な方でもイケるのではないでしょうか？

評判通りに穴子は柔らかくて美味しいです。
それだけでなく、エビもプリプリして、とっても美味しいですよ。あまりに美味しすぎて、尻尾まで
食べちゃいました。

中はカウンターメインのアットホームな店です。
驚くことに、カウンターの向こうでは店主さんがたった一人、孤軍奮闘で黙々と天ぷらを揚げ続け
ていました。
天ぷらが揚がり、タレをつけ、準備が整うと別の店員さんに合図をして丼めしをスタンバイさせて
いました。完成した天丼はまた別の女性店員さんがサーブしてくれるという、完全分業制を確立
させていました。

席につくまでは少し待ちますが、その後は店主さんの怒涛の揚げっぷりもあり、スグにお待ちかね
の天丼にありつけます。

少し値段が張りますが、「ミックス丼」がおススメです。
次回は「かきあげ丼」にチャレンジしたいですね。

HPもあるようです。

http://tenshu.fc2web.com/

新大宮に美味しいケーキ屋さん発見！ ～ラ・ポーズ

近鉄・新大宮駅前に美味しいケーキ屋さんを発見。
フランス菓子　ラ・ポーズ　です。
http://www.nara-halftime.com/lapause/

フランスで修行をし、クープ・ド・モンド日本3位、マンダリン・ナポレオン2位などを受賞した
パティシエ　Aomori氏が厳選した素材を駆使して創作したスイーツが並んでいます。

この季節はイチゴのケーキがオススメとのことです。
私が食べたイチゴのタルトは生地がしっかりしいて、イチゴとカスタードクリームのバランス
がとれており、とても美味しかったです。

レアチーズケーキや抹茶ケーキなど他にも美味しそうなものがたくさんありました。
今度は、イートインしてみます。

下呂温泉旅日記⑤～ 川上屋花水亭の夕食 祝い屠蘇一献、 幻の米”龍の瞳”も

先に予告した通り、川上屋花水亭の料理をご紹介します。

メニューのタイトルは

新春　心に花咲くおもてなし
祝い屠蘇（とそ）一献

箸染め
歌留多鱠雪衣
子持ち昆布、大根、人参、水前寺海苔、白酢

まさに素材を重ねたカルタをイメージした料理です。

祝儀肴
イクラ醤油漬

祝儀肴
数の子雲丹漬、祝い豆、長芋重ね、干し柿黄身寿し

祝儀肴
黒豆、紅白ちょろぎ、木の芽、百合根

黒豆は表面がツルツルでシワが全くありません。

吸物
蛤新丈、紅白末広、うぐいす菜、口柚子

刺身
鮪とろ、蕨さより、ぼたん海老、引き上げ湯葉、春の草

多喜合
ちしゃとう、揚げ大根、梅花人参、信田巻、針葱、七味、美味出汁

家喜物
祝鯛塩焼、西方芋田楽、竹皮射込み、紅白はじかみ

合肴
花水鍋
飛騨牛味しゃぶ、地取り野菜、くず切り、餅
肉の上に乗っかっている白いのが薄切りにされた餅です。さっとゆでて食べます。

左上の方にある大きなキノコは、なんとジャンボなめたけだそうです。

サシがタップリ入った飛騨牛です。ポン酢等のタレはつけずに、だしの味だけで味わいます。
肉の味が引き出される食べ方です。

春香肴
サラダ
紅心大根、菜の花、ルッコラ、蟹身、こごみ、赤玉葱、アルファルファ
フォアグラドレッシング

寿の物
柚子釜盛り、海鼠（なまこ）、花名荷、芽芋、防風、みぞれ酢

御飯
龍の瞳
低農薬、低化学肥料栽培に徹した大粒でもっちりした食感の地元産新品種米です。
まだ収穫量が少なく、ほとんど市場に出回っていません。

このお米、”龍の瞳”は米粒が大粒で、もちもちした感触で、甘味があり、とても美味しいです。
※ちなみに、日本一大きな米で、通常米の約1.5倍だそうです。

炊きたてで供されたので、もち米を炊いたときと似たような香りがしました。
子供の頃、年末に餅つき器で餅つきをしていたことを思い出しました。
懐かしい香りです。

この”龍の瞳”は宿の売店で1kg1000円で販売されていました。
来年くらいには市場に出回るかもしれませんが、希少なので見つけたら即買いですよっ！

おかわりしたかったのですが、お腹一杯です。
スタッフの方が気をきかせて、夜食に”龍の瞳”でつくったおにぎりを用意してくれました。
痒いところに手が届くサービスが嬉しいですね。

止椀

香の物

果物

以上がこの日の夕食です。
落ち着いた個室で、美味しくいただくことができました。

お品書きは正月らしさを演出させるためか、当て字が多いのですが、そのまま再現して
あります。

龍の瞳についてはこちらをご参照ください
http://www.shogyo-shisetsu.jp/article/mutter/mutter067.html
http://plus1.ctv.co.jp/bangumi/20file/2005/10/06/01.html

川上屋花水亭はこちら
http://www.gero.jp/kawakamiyakasuitei/

下呂温泉旅日記②～ 道中おやつは ドゥバイヨル

地元から名古屋まで近鉄特急で約2時間。
名古屋から下呂まではJR特急ワイドビューひだで約1時間40分。
この道中にお供（おやつ）は欠かせません。
前日に大丸心斎橋店で購入したドゥバイヨルと伴に旅を楽しみます。
M.O.F（フランス最優秀職人＝国家認定資格）のタイトルを持つパティシエ、”マルク・ドゥバイヨル”
が展開するチョコレートのブランドです。

http://www.kataoka.com/products/other/debailleul/

840円/50gという高価なチョコレートなので、バクバクと豪快に食べるわけにはいきません。
往復の道中で１つずつを味わいながら食します。
ドライフルーツのオレンジが入ったチョコもありますが、クセもなく食べやすく仕上がってます。
バレンタインのギフトやちょっとした手土産にチョイスするとセンスの良さをアピールできますよ。

ちなみに、こちらの画像のチョコはうちの甥っ子達のお気に入りです。
正月に実家に帰ったとき、甥っ子、姪っ子はありがたみをわからずバクバク食べてました。
たしかに、美味しいです。

子供には「チョコを食べ過ぎると鼻血が出ますよっ！」と教え込み、食べ過ぎないように教育しない
となりませぬ。

下呂温泉旅日記①～ 道中弁当は ジャンボ海老フライ

1月4日、5日と一泊二日で下呂温泉に行ってきました。
近鉄特急で名古屋へ向かい、名古屋でJRワイドビューひだに乗り換えます。
乗り継ぎの時間を利用してJR名古屋高島屋でお弁当を調達。
”ひつまぶし”にしようと思ってたのですが、「お惣菜のまつおか」で”ジャンボ海老フライ”を発見！
エビ好きの私は即座にこれに決定！
1本714円と値段は張りますが、上げ底のコロモではなく、身がギッシリつまっていてボリューム
満点。ミソだれも思ったほどにクセはなく、美味しく平らげました。
主食は別の店でおかか入りおにぎりを購入。

あわててまたもや写真をとり忘れたので、HPから拝借しました。
http://www.souzai-matsuoka.com/index.html

そういえば「まつおか」って大阪の阪神百貨店に入ってましたねえ～
今度チェックしてみます。

ウェスティン大阪 ステラマリス スローフードランチ

クリスマスイブもクリスマスも20時まで営業しているので、毎年定休日の12月22日に
一足早いクリスマスを楽しんでいます。
今年はウェスティンホテル大阪にある「地中海料理　ステラマリス」で贅沢ランチ。
選んだのは”スローフードランチ”、4,850円也。
通常のランチコースはメニューから2～4品をチョイスするスタイルなのですが、この
”スローフードランチ”では色んな種類を少量づつ楽しめます。
いつもメニューのチョイスに迷う方にはピッタリです。

事前に予約していたので、広くて眺めがいい席を用意していただけました。
メモやデジカメの記録をとっていないので、詳細メニューは忘れてしまいましたが、
以下の料理が供されました。

・オードブル３種盛
・取り合わせ野菜の温かいサラダ
・きのこたっぷりのポルチーニリゾット
・パスタ２種
・魚料理２種（鯛、オマールエビ）
・肉料理２種（兵庫県北丹波産高坂地鶏の炭火焼き　ノルマンディー風、
　　　　　　　　鹿児島県産黒毛和牛鞍下　肉の網焼き　馬アキレスの煮込みソース）
・デザート（ルイボスティーのタルト、はちみつのプティング、ラズベリーのタルト
　　　　　　ラズベリーとバニラのアイスクリーム、、ティラミス、キャラメルムース等
　　　　　　の中からフリーチョイス）
・コーヒー

ちなみに、私のお気に入りは　温かいサラダ　と　黒毛和牛鞍下　肉の網焼き、
高坂地鶏の炭火焼き　、はちみつのプディングです。
メインの肉料理が運ばれた後、スタッフの方がメニューを持ってきて「同じ料金で
メニューの中から追加ができますが、いかがですか？」と勧めてきます。
お腹が一杯だったので丁寧にお断りしましたが、食欲旺盛な方にとってはとても
お得なコースと言えるでしょう。

料理も美味しさと見た目、店の雰囲気、スタッフのサービスともに満足いくものでした。
この日は早朝に雪が積もるほどの寒さでしたが、いい一日でした。
ネットでの紹介はあまりされていませんが、オススメですよ。

http://www.westin-osaka.co.jp/restaurant/stellamaris.html

ちなみに、トップの写真はウェスティン大阪ロビーのクリスマスツリーです。

小川軒 レイズン・ウィッチ

ついに念願の小川軒　”レイズン・ウィッチ”　をGETしました。
そごう心斎橋店のB1、諸国銘菓コーナーで販売しているのは知っていたのですが、
いつも売り切れ。ところが、夕方６時前に何気なく覗いてみると、愛しの”レイズン・ウィッチ”　
ちゃんが山積みにっ！。これは買うしかありません。

洋酒漬けのレイズンと特製フレッシュクリームをクッキーでサンドウィッチにしたお菓子です。
マルセイのバターサンドも似ていますが、あちらはバターとレーズンをサンドにしたものです
から、少し違います。
小川軒は、”レイズン”というレトロな表記にしているところもミソです。

小川軒　”レイズン・ウィッチ”は、クッキー生地もやわらかく、洋酒のいい香りとまろやかな
フレッシュクリームの味わいが口いっぱいに広がります。
これだけでは単調な味になってしまうところを、たっぷり敷き詰められたレイズンの甘酸っぱ
さがアクセントをつけ、飽きの来ない味に仕上げています。

ちなみに、↑写真は半分に開いた画像ですが、もう一方にもレイズンがくっついています。
たっぷり入っていますので”レイズン・ウィッチ”の名に恥じません。
甘さも控えめなので、たくさん食べても胸ヤケしませんよ。

1箱１0個入りで税込み1,050円です。お値打ち価格です。
首都圏では有名なこの”レイズン・ウィッチ”。他府県の方も是非一度お試しあれ。
手土産にすると、あなたの株もストップ高！？

http://www.ogawaken.co.jp/index.html

ルタオ ジャージープリンが買える穴場発見！（期間限定）

昨日、所用で大丸心斎橋店へ。
何気なく、ルタオのドゥーブルフロマージュ、ドゥーブルショコラ、ジャージープリンの３品が
販売されていました。
場所はB2の「ごちそうパラダイス」。地下鉄側から入ってすぐ左手、ヴィタメールの向かい側です。

宣伝不足からか？、午後４時現在でも余裕で購入できました。穴場です。
各デパートの北海道物産展でもいつも売切れの幻の”ジャージープリン”をGETしました。
３層になっていて、クリーム（ミルク？）部、プリン部、カラメル部と一粒で３度も４度も美味しい
仕掛けがなされています。
上から順番に一層づつ食べるもよし、２層、３層をまたいで食べるもよし。
１個３１５円ですが、食べればナットク。
11月16日（水）～22日（火）までの期間限定販売です。

嬉しさのあまり、スグ近くのベンチで食べたため、写真を撮るのを忘れました。
次は、ドゥーブルショコラを買おうっと。