ナッティーチョコバー [グルメ]
ここのところ、育児やら引越しやらで忙しく、すっかりブログ更新をさぼってしまいましたが、ボチボチ再会します。
今回ご紹介するのはロイズのナッティーチョコバー。北海道フェアで出会ったおススメ商品です。
アーモンド、カシューナッツ、マカデミアナッツなど4種類のナッツとクッキークランチやアーモンドパフをギッシリ詰め込んだチョコレートバーです。
冷蔵庫で冷やして食べると、しっかりした食感が味わえます。
言葉で説明するのが難しいのですが、甘すぎず、歯ごたえあり、色んな味が楽しめる美味しいお菓子です。
値段も10本で630円(税込)、54本入りなら3150円(税込)で4本オトクです。
北海道旅行のお土産にもピッタリです。
復活なった白い恋人や、ロイズのポテトチップチョコレートもいいんですが、ナッティーチョコバーも注目です!
話題のミシュラン流で言えば、★★★!?
アニヤハインドマーチ エコバッグ狂想曲 ~ブームが去ったらきっと後悔~ [ブランド]
ニュース等で既にご存知の通り、アニヤ・ハインドマーチのエコバッグ狂想曲が巻き起こっています。
日本のメディアでこの騒動をいち早く予測したのは「クーリエ・ジャポン」のみ。その見識の高さに敬意を表します。
※7月10日発売の8月号で既にこのバッグを取り上げている点に注目!
論評内容に関しては同誌をお読みください。
http://moura.jp/scoop-e/courrier/
このエコバッグの販売限定数は公表されていませんが、ニュースなどで報道されている各店限定数から想像すると、5000~6000個程度でないかと思われます(間違っていたらごめんなさい)。
本日7月20日現在、ヤフーオークションで「アニヤハインドマーチ エコバッグ 日本」で検索すると200件以上がヒットします。ちなみに、「日本版」以外を含めると400件以上がヒットします。
お値段は最高値で4万5千円超えと、20倍のプレミア価格!
本当にこのブランドが好きな方、真摯に環境問題を考えている方、限定品が好きな方など真面目な方がほとんどでしょうが、一部にこのような転売目的の方がいらっしゃるのは悲しいことです。
ブランド品や限定品のプレミアをビジネスとして見て来た経験からいわせていただきます。
ブームは熱しやすく醒めやすいもの。ブーム過ぎ去りしあとは、それなりの相場に落ち着きます。後で後悔しないよう、冷静になってください。
しかしながら、このアニヤ・ハインドマーチ氏のPRの才能は素晴らしいと思います。
このブランドのバッグは4~5万円以上するもので、高額です。2100円という同ブランドにとっては破格の低価格でバッグを売り出し、ブームを巻き起こしました。
ブランドはイメージダウンを恐れ、低価格商品を販売したがりませんが、「エコバッグ」というトレンドを利用することで、逆にブランドイメージをアップさせています。
彼女の思惑通り、アニヤハインドマーチの名前は連日報道されています。このPR戦略には脱帽です。
仮にエコバッグの販売だけでは赤字であっても、PR効果を考えると安いものです。
今後、このブランドは注目です。
美味さ尋ねて三千里 [グルメ]
私のスイーツ好きもここまでエスカレートしました。東京・六本木ミッドタウンの「トシ・ヨロイヅカ」の出張レポートです。
といっても、このために東京まで出向いたわけでなく、業務の関係で東京に出張する用事があったからです。たまたま、用事があったのが六本木一丁目。目と鼻の先にある、超有名店に寄らずに帰っては、男がすたるってもんです。
平日の昼間なのに、ミッドタウンは人がウジャウジャ。休日は大変なことになっているでしょう。デューク更家ご夫妻の姿も・・・
まずは、「トシ・ヨロイヅカ」に向かいます。既に行列ができています。イートイン可能なカフェは、なんと”13時30分からの受付で、入店は15時30分以降”との張り紙が・・・その時点でまだ正午過ぎ。日帰り出張の身では、そこまで待てません。行列に並び、お土産を買って帰ることに。無念・・・・
前に並んでいた男性は、並んでいる最中も、店内に入ってからも「おススメ」はと聞いています。私には考えられないことです。男は黙って、出たとこ勝負。自分がそのとき食べたいと思ったものをチョイスするのが流儀です。とりあえず、日持ちする焼き菓子をいくつかチョイスした後、いよいよメインのショーケース前。私が選んだのはこの4品。
ベルナール(440円)
イタリア産シシリーのピスタチオがたっぷり使われています。真ん中にチョコが、そして土台にはビスケット生地が使われて、食感も楽しめます。今回、買って帰ったなかのイチオシです。
ジャンピエール(450円)
前の男性と店員の会話によれば、「一番人気」とのこと。中はピスタチオのブリュレとチョコのムース。大粒のナッツも入っています。外もチョコでコーティング。これも美味しいですし、結構ボリュームあり満足です。
MTノア(440円)
ミッドタウン用の新商品なので、MTが頭についています。中はノワゼット(ヘーゼルナッツ)をたくさん使った生地と、チョコの生地。上にもナッツを贅沢にのせて、チョコでふたをしています。ミッドタウンのビルの形をイメージして作ったようです。濃厚な味と、ナッツの香ばしさが絶品です。ベルナールと甲乙付けがたい味です。
タルト・オ・フレーズ(450円)
見たまんまです。説明するまでもありません。春にぴったりのイチゴのタルト。甘酸っぱさとタルトの食感がいいですねえ。おっと、クリームの味加減もいいですよ。
ちなみに、遠方からのお客さんが多いようで、「お持ち歩きのお時間は?」という店員の質問に、『3時間』、『4時間』という方が結構いらっしゃいました。 店員さんはそのたびに、「保冷材は2時間までしか持ちません。
特に、こちらのケーキは溶け易くなっていますので、できれば持ち歩きは2時間までにお願いします。」と困った顔で答えています。
ケーキを選びながらも、私はその会話を聞き逃しませんでした。「お持ち歩きお時間は?」の問いに、”4時間”と答えるような愚かな私ではありません。 ”2時間”と答え、スムーズに会計を終えました。そのあと、東京駅で保冷材を手に入れるために駈けずり回ったことは口が裂けてもいえません・・・・
苦労の甲斐あって、無事に「トシ・ヨロイヅカ」のスイーツを持ち帰ることができました。本来の目的とあわせて、往復12時間の道のりでした。
東京ミッドタウンへお出かけの方、しばらくは休日は避けたほうがよさそうですよ。平日の13時前でもレストランは行列だらけでしたから・・・
「トシ・ヨロイヅカ」 http://www.grand-patissier.info/ToshiYoroizuka/
クセになりそうっ! ガトーラスク 「グーテ・デ・ロワ 」 [グルメ]
知人から、やめられないとまらない、クセになるラスク、「グーテ・デ・ロワ」をいただきました。
製造メーカーは群馬県の「ガトーフェスタ・ハラダ」。
昭和21年からパン作りに携わり、50年を超える奥義を駆使してこだわりのフランスパンを完成させ、
そのフランスパンを使って生み出したのが、このガトーラスク「グーテ・デ・ロワ」。
フランスパンを薄くスライスして、バターとグラニュー糖で仕上げています。
甘すぎず、あっさり。それでいてバターの風味がしっかり効いています。
何枚でも食べられるほど、飽きのこないクセになる味です。
このお菓子、実は知人のお母様が取り寄せたものだとか。このご家族は美味しいものをよくご存知です。
強敵出現っ!! (^^;
負けずに美味しいものを発掘しなければっ!!
ちなみにラスクには、「二度焼きのパン」という意味の英語(rusk)があるそうです。
ラスクは二度焼きしているので消化が良く、育児食や病人食にも最適だそうです。
水分が少ないので日持ちするんです。
http://www.gateaufesta-harada.com/
川端道喜 水仙ちまき 水仙はナルシスト! [グルメ]
今回、ご紹介するのは 「川端道喜 水仙粽(ちまき)」。
1503年(文亀三年)創業の老舗の「川端道喜」の代表作です。
吉野葛と砂糖だけのシンプルな和菓子。
本店でも予約が必要なほどの人気商品。
5本で3150円というブルジョアな和菓子です。
先日開催されていた、そごう心斎橋店の「京都名匠展」で手に入れることができました。
このちまきちゃん、笹の葉の着物を着ております。
「お代官さま、おやめくださいっ、あっれ~~」(帯を引くとクルクルクル~)というような時代劇みたいな乱暴なことはなさらないでください。
職人さんが包んだ苦労を想像しつつ、そしてこれから味わえるであろう至高の味に興奮しながら、丁寧に一枚づつ脱がせていきましょう。
食感は”糊”(のり=紙を貼るもの)みたいです。
糊は食べたことはありませんが・・・
味は、水あめみたいで、とっても懐かしい感じがします。
和久傳の「西湖」と食感は近いものがありますが、少し違います。
「西湖」はややしっかり目、”ぷるるん”とゼリー風。
「水仙粽」はすこしトロトロ。やっぱり「糊」です。
くどいですが、糊を食べたことはありません!
ちなみに、水仙とナルシストとは深い関係があるそうです。
「美少年ナルキソスが池に映る自分の容姿に恋をして溺死し、水仙の花に姿を変えた」というギリシャ神話があり、これがナルシストの語源になっているそうです。
自分の容姿には惚れませんが、この”水仙ちまき”には惚れました。